・3月20日(金) BBQ用極厚鉄板(6mm厚)
バーベキュー(BBQ)や焚火の時に簡単で美味しい肉を食うため、6mm厚の極厚バーベキュー用鉄板を製作中です。
大きさはピッタリA4サイズ(297mm×210mm)です。
この大きさは大きめのステーキ肉がはみ出さない大きさで、小さめのお肉の場合には隣でもう一品焼けるサイズを意識しています。
また、カセットコンロを使用する場合に、ガスボンベ側に被さらない中でもできるだけ大きくというサイズでもあります。
鉄板の素材はSPHCと言われる、俗にいう黒皮鉄板。一番一般的な鉄板です。

まず、6mmという鉄板の厚みは鉄板の熱伝導率から考えて、部分的な熱の偏りが少ない設計です。
ガスコンロで中心だけが熱されるような場合でも端まで熱くなります。
また、大きさにもよりますが、3.2mm以下の鉄板の場合には使っていくうちに歪んでくるので、道具としての物欲に駆られるアイテムではなく、ただの消耗品になってしまいます。
ただし、重量はハンパない重さです。
鉄の比重は7.8もあるので、A4サイズの6mm厚鉄板は3kgもの重さになってしまいます。
初めて持った瞬間、これキツイなとさえ思いました(笑)
ただ、自重がある分、コンロの上に置いた時の安定感は大したものです。
さて、鉄のフライパンや、BBQ用の鉄板などを初めて使う前に行う儀式、シーズニングを行います。
このシーズニングとは鉄板に塗られている防錆塗料を落とす目的であったり、加工時に付く工業用油を落とす目的のほか、スキレットなどの鋳物のスの処理に効果的だと思います。
今回はSPHCの黒皮鉄板をレーザー加工にて切り出してもらったものなので、工業用油の付着などはなく、防錆処理もしてありません。

もちろん、鋳物ではないのでス等もなく均一な品質なので、シーズニングの必要性はそんなにありません。
(一般的に売られているBBQ用鉄板は長期在庫するためと、見栄えのために表面に塗装がしているので必要性ありありです。)
ですが、一応儀式的にシーズニングを行います。
まずは洗剤で軽く表面の汚れを洗い流し、カセットコンロに鉄板をセットします。

どうです?カセットコンロにピッタリのサイズでしょ?
3kgの重量があるので安定しています。
表面処理していないので鉄本来の色をしています。
一般的に売られている鉄板の場合にはもっと黒光りしていて、空焼き後にこの色になります。
というわけで、何の処理もされていない鉄板の場合には目に見えた変化はありません。
鉄が焼けた時の素材臭は分かる人にはわかる程度です。
この状態でもめちゃくちゃ熱いので気を付けてください。
手で水しぶきを散らすと鉄板の上で水滴が踊ります。
十分に鉄板を熱し終えたら冷めるのを待ちます。
6mm厚鉄板は想像以上に保温性が高く、少し待っただけでは火傷するほど熱いままです。
程よく冷めたらオリーブオイルを薄くひきます。

そして、クズ野菜などを鉄板の上で焦げるまで炒めてやります。

これは鉄板の臭い取りの為ともいわれていますが、正直、普通の黒皮鉄板ではそこまで大きな効果はないと思います。
鋳物はスがあるのでそのスが何で埋められていくかは重要ポイントだと思います。
今回は黒皮鉄板なのでシーズニングはこれで完了です。
これ以降、絶対に洗剤を使ってはならないと言われていますが、通常の鉄板の場合、そこまでこだわる必要はないかもしれません。
ただし、洗剤が必要になる場面はそこまでないかもしれません。
使用後はへらなどの平らなもので汚れを完全にこそげ落とし(方言?)、オリーブオイルなどの劣化しにくい油を薄く塗って保管すればオッケーです。
さぁ、次回のバーベキューの時に3kgの鉄板をどうやってコンロに固定しようかな。